生きることは成長し続けること

2024年12月05日 14:24
カテゴリ: 価値観の変化

人間の本当の姿が「魂」で
肉体はなくなっても魂はあの世で生き続ける。
とてもスピリチュアルなことで、受け入れたくない人もいるのかもしれません。
でもそれは事実であり、私にとっては大きな生きる希望になったんです。

子どものころに本の中で「死」というものに出会って
どうなってしまうのか怖くて仕方がなかったことを覚えています。
死んだら何もかも消えてしまうのかな。
お父さんやお母さんもいなくてひとりぼっちになるのかな。
孤独になる恐れが強くあって、両親に聞きました。
でも私の疑問はあいまいな答えで片づけられました。

だからその答えが見つかったとき
私の中から死への恐怖が消えていきました。
見えない世界が特別なものではなくなり
ただ「見えない」だけで隣に存在している身近なものだとわかったんです。
知れば知るほど、怖いものではなくなりました。

それを知ってからというもの、気持ちが楽になりました。
親の影響なのか、私はどちらかというと完ぺき主義で
「失敗してはならない」という観念が強くありました。

私の中で子どもを産めないことが
ひとつの「失敗」というふうに捉えられていました。
そして自分が欠陥品であるような気持になっていました。
でもそうじゃないんだとわかりました。
私は子どもを産めないという辛い体験の中を通して
自分の中にあった思い込みや価値観に気づきました。
自分を不幸にしていたのはその思い込みであって、
私は本当はとても幸せなところにいたんだと気づきました。

子どもがいないことが不幸であるという価値観を外してみると
私はいい夫に恵まれ、両親や兄弟、友人からもとても良くしてもらい
お金持ちではないけれど生活に苦しむことなく暮らしている。
これをありがたいと思う気持ちを忘れて
自分の希望が叶わないことだけを嘆いて生きてきた
そんな自分に気づいたんですね。

完璧や失敗しない人生を求めるんじゃなくて
辛いことや苦しいことの中にこそ、大切なことが隠れているんだと
ようやく気づくことになりました。
気づくことが成長です。私はまだまだ一生成長中です。

人生の中で気づくことはきっと人それぞれだと思うので
そういうことを皆さんとも分かち合っていけたらいいなと思います。

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