G-1TLR0R601K

子どもが欲しいと長い間願っていたのに、いざ子どもができたとき、迷いがありました。
ようやく、自分の人生を生きていこうと思った矢先、来てくれた子ども。
ありがたい思いと、将来への不安が混ざり合って、最初は複雑な気持ちでした。
でも、私をお母さんにしてくれるんだという想いが日に日に強くなり、私は子どものために生きようと思うようになりました。
ところが、あるとき病院に行ったら「子どもが育っていない」と言われました。
9週くらいで成長が止まっていたようで、心拍が確認できませんでした。
またしても稽留流産でした。
お医者さんには、もしかすると自然に出てくるかもしれないと言われました。
その日の真夜中、ひどい腹痛に襲われました。
トイレに行くとかなりの大量出血で、子どもも自然に外に出ていきました。
翌日病院に行ったのですが、きれいに出ているので手術の必要もないと言われました。
お母さんになる覚悟をしたところでしたが、結局子どもは私のもとから去っていきました。
なんとも複雑な気持ちでしたが、その時の私は、最初の流産の時ほど悲しんではいませんでした。
自分がやりたいことをやっているという、心の充実感があったからだと思います。
私はこの3度目の流産から、自分の子どもを持つことは諦めようと思いました。
欲しい気持ちは残っていましたが、子どもがいてもいなくても、幸せな人生は送れるということが、私の中で確信になっていたからです。