死産されて2年経つのですね。
だんだんと当時と同じように泣けなくなっていくのは、心の傷が少しずつ回復しているからだと思います。
薄情だなんて思う必要はありません。時々忘れそうになっても、折に触れて思い出されていらっしゃいますし、罪悪感を感じるほど、お子さんを想う気持ちがおありなんだなと思います。
哀しみが癒えていないとしても、その出方はやはり時が経つにつれて変わっていくものです。
涙が出るほうがお子さんのことを思っている、ということでもありません。
お子さんの死としっかり向き合うと、自分の心の中で今も大切な家族として生きているという気持ちが出てきて、哀しみよりも安心感だったり、「ありがとう」の気持ちが大きくなったりします。
天国に行ったお子さんは、きっとママの泣き顔よりも笑顔が見たいのではないでしょうか。
ふと思い出したときに「あなたのおかげでママはがんばれるよ」と声をかけてあげたら、お子さんはとても嬉しいのではないかと思うのです。