なぜこころのケアサロンを始めたのか

流産や死産を経験した天使ママ・不妊に悩む女性が安心できる居場所

命の尊さに気づく体験

妊娠や出産は、女性であれば当たり前にできるもの――
かつての私は、そう思っていました。

けれど、初めて流産を経験したとき、
その「当たり前」がどれほど尊いことだったかに気づきました。

妊娠できない日々が続いたときには、
「どうして私だけがこんな思いをしなきゃいけないの」
「女性として自分はダメなんじゃないか」
そんな気持ちに押しつぶされそうになりました。

表面上はどんなに冷静さを装っても
ひとりで心の痛みを癒やすことには限界がありました。

流産や死産を経験した天使ママ・不妊に悩む女性が安心できる居場所

涙とともに見つけた「受けとめてもらえる」温もり

時間が経ってから、グループカウンセリングに参加したときのこと。
初めて自分の気持ちを言葉にした瞬間、
「もう大丈夫」と思っていたはずの心が、涙であふれました。

そのとき、隣にいた方が何も言わずにそっと抱きしめてくれました。
その温もりが、私の中に眠っていた悲しみを
やさしく溶かしてくれたのです。

その体験を通して、私は知りました。
人の心を癒やすのは、言葉よりも「人の存在」だということを。
そして、誰かに受けとめてもらうことで、
心の痛みは少しずつやわらいでいくということを。

流産や死産を経験した天使ママ・不妊に悩む女性が安心できる居場所

経験が教えてくれた「寄り添う力」

子どもを失った哀しみ。
子どもを持てない苦しみ。
思い描いていた未来を描けないつらさ――。

私も長いあいだ、その痛みを抱えながら生きてきました。
けれど、支えてくれた人たちとの出会いの中で、
少しずつ心が癒え、つらい経験も私の一部として受け入れられるようになりました。

流産や死産を経験した天使ママ・不妊に悩む女性が安心できる居場所

そして今、あなたへ

このサロンは、そんな私自身の経験から生まれました。

「いま、つらい想いを抱えている誰かが、
安心して自分の気持ちを話せる場所をつくりたい」

その願いを胸に、「こころのケアサロン」を立ち上げました。

あなたの心がここで少しでもやわらいでいきますように。
そして、自分の想いを語ることで、
もう一度あたたかな光を感じていただけたら嬉しいです。



ホームページランキング参加中