どれほどお辛いことでしょう。ショックが大きすぎて何も手につかないのは当然だろうと思います。
医学が発展してきたとは言っても、原因が分からないことはまだまだたくさんありますね。特に妊娠や出産は本当に何が起きるかわかりません。
お子さんが亡くなった原因がわからないと、何がいけなかったのかいろいろ考えてしまいますね。
この理不尽な出来事への怒りをどこにぶつけたらいいのかわからないから、ご自分を責めてしまうのだと思います。
人によってはパートナーやご両親、周囲の人、もしくは神様を責めてしまうかもしれません。
ただ、お子さんが還っていったのはママのせいではないし、「誰かのせい」ではありません。
誰も悪くはありません。もちろんお子さん自身も、みんなを悲しませようとは思っていなかったと思います。

私たちもかつてそうだったように、子どもは特にママの愛を感じたいし、一身に愛を受けたいと願っています。
それはお腹にいるときからそうだと私は思うんです。
ママのお腹の中で愛されていた時間は、お子さんにとって、とても幸せな時間だったのではないでしょうか。
あなたが哀しみを感じていたり、自分を責めてしまうのは、お子さんへの大きな愛があるからですよね。
そんなあなたの想いをお子さんは嬉しく思うと同時に、「私のせいでママが苦しむのはつらい」と思うでしょう。
もう一度言いますが、誰も悪くありません。誰のせいでもありません。
悲しむ気持ちは否定せず、そのうえでお子さんに愛する思いを伝えてあげてくださいね。