すれ違い

2024年08月31日 22:35
カテゴリ: 1度目の流産

今となってはもう思い出せないのですが
私が手術から帰って夫と会ったのは
たぶんその日の夜遅くだったと思います。

夫は当時とても忙しくて
0時ごろ帰ってくることも結構ありました。

それにしても
私に対して何ひとつ声をかけるわけでもなく
いつもどおりお風呂に入って寝ている夫

この人にとっては何でもないことだったのかな
子どもが亡くなったのに何も感じてないのかな
そしてものすごく暗い私に
何も言わないのはなぜなんだろう
そんなことを考えていました

私は母の前では泣きませんでした。
そして夫の前でも泣かないようにしていました。
もともと感情を出すことが不得意で
我慢してしまうことが多かったので
そのときも人前で泣くことが恥ずかしいことだと
勝手に思っていたのかもしれません。

でも心の中は嵐が吹き荒れていて
感情を抑えれば抑えるほど
自分への怒りと鈍感な夫への怒りが湧いて
ひとりになると毎日涙が止まりませんでした。

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