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食べ物と体の関係がわかるにつれて、私はどんなものを食べたら身体にいいのか調べまくっていました。
病院を信用できなくなって、西洋医学よりも東洋医学に傾倒していました。
昔の日本人はどんなものを食べて健康だったのか。
自然食で病気を治す事例もたくさん読みました。
ちなみに私の食事は、玄米とおかずと汁物(動物性食品は使わない)、甘いものは白砂糖を使用しない、という厳格なものを選んでいました。
最初はお米を玄米に変えました。
夫は玄米でも大丈夫だったのでそれはクリアでした。
そして肉、乳製品、白砂糖が含まれているものは、避けるようになりました。
そして次第に、動物性食品全般を食べなくなり、卵も魚もやめてしまいました。
うちの食卓からは添加物入りの調味料も消えて、自然食品店で売っている商品になりました。
私は究極の健康体を目指そうとしていました。
なぜそこまで極端になってしまったのか。それは大きな心の傷があったからです。
当時の私は「次こそ元気な赤ちゃんを産みたい」という思いで頭がいっぱいでした。
流産の原因はまったく分かりませんでした。
だから「私の身体がもっと健康だったら、子どもは死なずに済んだかもしれない」という方向に流れていきました。
当時の私は、自分への怒りや罪悪感でいっぱいでした。
その苦しさを何かで埋めようとして、私はヨガや自然食にひたすらハマっていきました。
健康になって子どもを産むことでしか、私の心は救われないような気がしていたんです。
夫はそんな私を自由にさせてくれました。
食事の内容が変わったことに不満を言うこともありましたが、基本的には受け入れてくれていました。
今思い返すと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。